ウィッグの正しい保管方法

ウィッグの正しい保管方法も長持ちできる重要な部分です。ウィッグは保管方法を間違ってしまうと型崩れを起こして使えなくなってしまうことがあります。
ケースに入れる場合とウィッグスタンドを使う場合を紹介します。

●ケースに入れる場合

ウィッグの正しい保管方法


1.まず、使用後は丁寧にブラッシングします。
2.型崩れしないようにWIGの中に紙を詰めます。
3.毛先に癖がつかないようにUの字になるようにまとめます。
4.ウィッグと一緒に届いたケースに入れます。
5.完成です。大切に保管してください。

●ウィッグスタンドを使う場合

ウィッグの正しい保管方法


1.手グシで絡まりをおおまかにとります。
2.毛先からやさしくブラッシングします。
3.ウィッグスタンドに乗せて保管します。

ウィッグをもっと綺麗に保管するためにはウィッグスタンドをお勧め致します。

もし状態が悪くなってしまったら?!

ウィッグの正しい保管方法

ウィッグにも寿命があります。出来るだけその寿命を全うさせてあげたいですよね!そのためには上記のような正しい保管方法と、お手入れが必須。しかし、それでも毛がボサボサになってしまったときはどのように対処するのが良いのでしょうか?

ウィッグ専用ブラシを使う
まず気をつけたいのは、毛を梳かすときに使用するのは”ウィッグ専用”のブラシであること。地毛を梳かすヘアブラシとの違いは、コーム部分のスキマの広さです。ウィッグの毛が切れにくいよう、広く幅をとってあります。また、出来るだけ優しくブラシが通るように、コームの根元がクッションになっています。地毛用のブラシを使ってしまうと、ウィッグの毛が切れたり痛んでしまうので、必ず専用ブラシを使うようにしましょう。

ウィッグ用のオイルを使う
ブラシで梳くとき、ウィッグ用のオイルやジェルを使用すると櫛通りがよく、毛が切れる心配もありません。しっとりして静電気も防止してくれるので、装着中の毛の浮きも防いでくれますよ。ロングウィッグは特に絡まりやすいので、このようなアイテムを使用したお手入れをオススメします!

知ってる?ウィッグの正しい梳き方と、洗い方

ウィッグの正しい保管方法

ただ丁寧に梳かせばいいわけではありません。また洗うときにもコツがあります。ポイントを抑えてお手入れしましょう!

梳くときは毛先から!
根元からではなく、毛先から梳いていきます。毛先の方からオイルやジェルなどをつけ、少しずつ絡まりを解いていきましょう。どうしても解けない場合は、洗濯用の柔軟剤を溶かした水に30分ほど浸け置きしてみてください。ただし、素材によっては柔軟剤が合わない場合があるので、抜けた毛などで試してから行いましょう。

シャンプーもウィッグ専用で
頭に乗せる毛なのでどうしてもホンモノの髪の毛と錯覚してしまいますが、全てウィッグ専用のものを使いましょう。シャンプーも同様です。

まず洗う前にブラッシングし、容器に『水』とウィッグ用シャンプーを混ぜ、ウィッグを揉み洗いします。お湯は絶対に使わないようにしましょう。(シャンプーにそれぞれの使用方法がありますので優先して守りましょう)干すときは陰干しです。注意事項を守らないと、毛がちりぢりになったり、縮んだりする恐れがあります。陰干しする際は洗濯ばさみに挟むのでなく、タオルなどの上に広げるか、ウィッグスタンドを利用しましょう。

保管に必要なアイテムを揃えましょう

ウィッグの正しい保管方法

これまでご紹介した保管方法に必要なケアアイテムは、決してお高いものではありません。きちんと揃えてケアしてあげることで、ウィッグをダメにして無駄な出費を抑えることが出来ますよ。

ウィッグ専用ブラシ
ブラシ部分が弾力性のある金属でクッションゴムに固定されているので、ウィッグをやさしく梳かすことができます。金属製のブラシは静電気を防ぎますので、毛のまとまりも良くなりますよ。

ウィッグ専用スタンド
型崩れや絡まりを防ぎ、ウィッグを綺麗に保管するための必需品です。洗って乾かすときにも使えます。

まとめ
フルウィッグなら1万円前後しますので、決して安い持ち物ではありません。プチプラアイテムやポイントウィッグも、できるだけ大切に使って長持ちさせたいもの。この記事でご紹介したお手入れと保管方法をご参考に、長くお付き合いしていきましょう。そうすることで、愛着もどんどん沸いてくるというものですね!