ウィッグのピンと飛行機の保安検査についての情報まとめ
ウィッグの飛行機保安検査におけるピンの反応について
ウィッグのピンが飛行機の保安検査で反応するのかについて、以下の情報をまとめました。
ウィッグのピンと保安検査
ウィッグには固定ピンを使用するものと使用しないものがあります。固定ピンは金属タイプとプラスチックタイプがありますが、当店のウィッグを使用したお客様からは国内線・国際線の保安検査でウィッグのピンが金属探知機や手動保安検査に反応したという報告はありませんでした。
羽田空港に問い合わせた結果を記載します。
国内線の場合、「ピンが金属の場合は反応する可能性がありますが、実際には金属探知機が反応したことはありません」との回答を得ました。ですので、「検査を通る前にヘアピンを使用している旨を係員に伝えていただくと、機械が反応しても対応していただけるはずです」との回答もいただきました。また、棒状の金属探知機を使用する場合も事前に伝えると、多少の配慮がされるそうです。
国際線でもウィッグの固定ピンが金属の場合は反応するとのことです。探知機にかかる前に係員に申し出ると、身体検査などで対応してもらえるとの回答がありました。
国内線も国際線もウィッグの固定ピンが金属の場合は反応する可能性があるため、心配な方は検査前に係員に伝えることが最善です。実際に当店に問い合わせがあったお客様からは、金属探知機が反応した経験は一度もないとの報告がありますので、過度な心配は必要ないと考えています。
固定ピンが金属探知機に反応した場合の対応
国内線の場合、「デリケートなプライ ベートの問題になるため、その場でウィッグを外すよう指示することはありません」との回答を得ました。別室での検査についても状況や空港の設備により実施できない場合もあるため、確約はできませんが、できる限り配慮するとのことです。
国際線の場合、「その場で外すよう指示することは絶対にないと確約はできません」との回答がありましたが、係員も最終手段としてしか指示しないと思われます。また、到着先の国の規定によりますので、その国の検査前に申し出る必要があります。つまり、到着した国の検査で外すよう指示されることはまずないようですが、国際線では厳格な場合もあるようです。最大限の配慮はしてもらえるとのことです。
国内線では心配する必要はありません。国外への出国時には到着先の国の検査基準や対応によるため、金属探知機の検査前に係員に申し出ることがよいかもしれません。ただし、実際に当店に問い合わせがあったお客様からは、金属探知機が反応した経験はないとのことです。