毛量が多い、髪が長い場合のウィッグをカットする方法

毛量が多い、髪が長い場合のウィッグをカットする方法

ウィッグの毛量が多い、ウィッグの髪が長い場合のウィッグをカットする方法を紹介します。
ウィッグをしっくりくるように被り、全体のバランスを見ながら、ウィッグをすきバサミですいたり、思い切ってカットしてみると良い感じになります。
フェイスラインの流れは特に気をつけながら、毛先を少しずつ毛の向きに対してタテからナナメに切っていくと失敗しにくいです。一気に切るのは失敗しやすいので慎重にカットましょう。

また、真横にはさみを入れるとパッツンとなってしまうので、ラインが不自然になります。気をつけて下さい。
カットに自信がなければ、ウィッグの外側をピン等で上に上げて(まとめて)おき、ウィッグの内側を少しずつバランスを見てすいていけば、もし多少の失敗をしても外側の髪の毛は又下ろすので、毛量は減らして失敗のカバーが出来るのでおすすめです。

また、最近では美容院でもウィッグのカットをお願いすれば対応してくれるお店も多くなりました。電話等で聞いてみてから、美容院でウィッグのカットをしてもらう人も増えています。

1.ウィッグのカットは美容室でできる!

毛量が多い、髪が長い場合のウィッグをカットする方法

ウィッグをカットすることはできない、と思っている方は多いのではないでしょうか?実は、ウィッグはウィッグのカットに対応している美容室に行けばカットしてもらうことができます。中にはウィッグでのアレンジに力を入れている美容室もあり、そのような所では自毛もウィッグとコーディネートしやすいよう一緒にカットしてくれる場合もあります。しかし、どの美容室でも快くウィッグのカットに応じてくれるかというと、そうとは限りません。ウィッグに主に使用されている合成繊維でできた人工毛を散髪用のハサミで切ると刃が傷みやすいといわれているため、ウィッグのカットに応じてくれないお店もあるのです。ウィッグをカットできる美容室を事前にネットで調べて、まずは電話やメールなどで相談することがおすすめです。できれば行きつけの美容室にお願いしたいという方も、まずは電話などでウィッグのカットができるか聞いてみましょう。

2.セルフカットの失敗しないコツは?

毛量が多い、髪が長い場合のウィッグをカットする方法

「ウィッグは前髪くらいなら自分でカットしてしまう」という方もいるでしょう。自毛の前髪をセルフカットする方もいることを考えれば、それほど驚く話ではないかもしれませんね。
ここでは、ウィッグを自分でカットする際のコツを部分別にご紹介します。

1.ボリュームを抑えるセルフカット方法

ロングのウィッグなどは、実際につけてみたら毛の量が多くボリュームが出すぎるという悩みも多いものです。長さをできるだけ変えず、ボリュームを抑える「すきバサミ」を使用したカット方法をご紹介します。

ウィッグを頭型のウィッグスタンドにかけた状態で、コームで大きく毛をタテに取り、すきバサミを「縦方向(垂直)」に入れてカットします。横方向(水平)に切りたくなりますが、水平にカットすると切った部分がくっきり見えて不自然な段カットになってしまうため避けましょう。
表面の毛をカットすると短く外向きに飛び出してしまうため、毛をすくカットの際には、表面の毛はできるだけ切らず、内側部分をカットしてください。

2.完成度を左右するブロッキングの方法

今回は“カット失敗の可能性を最小限にする、おすすめの方法を紹介いたします。ウィッグを切る前に髪を小分けすることをブロッキングと言います。すべてのカットにも使える技です。まずは前髪から始めます。基本、「頭頂部から目じりにかけての三角形」が前髪になります。ヘアクリップなどを使うと、分けたまま固定ができて便利です。一度に切らずに半分に分けると切り易いです。 カットでどうしてもうまくいかない場合の最終手段。頭頂部から耳後ろまでの部分と、サイド、前髪の4ブロックに取り分けていきます。前髪となる部分は頭頂部から目じりにかけての三角形。分け取ることが出来ましら次は裏技カットのご紹介です!一緒に挑戦してみましょう。

3.裏技!レイヤーをいれてみよう

毛量が多い、髪が長い場合のウィッグをカットする方法

そして、カットでどうしてもうまくいかない場合の最終手段。裏ワザがあるんです!まずは、前髪、左サイド、右サイド、頭頂部から後ろを左右にブロッキングします。サイドの部分を取ります。このままハサミは入れずコームを用意し、前方向にシェイプしながらカットをしたい箇所よりも、やや短めの部分持ちます。ポイントは根元からしっかりとコーミングをしてください。そして持った部分をゴムで結びます。その時、上部の髪が真っ直ぐになるよう、持ってください。この時、カットは横に真っ直ぐザクザクと切って頂いて大丈夫です。
後で整えていきますので思い切ってカットしていきましょう。
ここで重要なのが、上を真っ直ぐにした状態でカットする事。上が真っ直ぐ、下が斜めの状態でカットすることで段(レイヤー)になるのです。毛先がガタガタで切り口も不格好、ちょっと残念な仕上がりですが、ここからは梳きバサミの活躍で完成度を高めていきます。
ハサミを縦に入れる時は床に対して垂直に軽く引きながらハサミを開閉してください。そして中間から毛先にかけてハサミを入れます。すると、ガタガタだったラインが、とても綺麗になじみます。ぜひ、トライしてみてください。

まとめ

手軽かつ気軽にイメチェンできるということですっかりオシャレ女子の定番になったウィッグですが、本記事で紹介したように、自分にフィットするようにカットをすることができます。ウィッグを自分で着用してみた時、想像していた姿と違っていても諦める必要はありません、思いきってカットしてみましょう!自分に合った自分だけのウィッグで、楽しいウィッグ生活を送っていきましょう!