ウィッグをカットしてすっきりさせたい子必見!簡単ボブカットの方法
ミディアムスタイルのウィッグを使い続けているうちに、「他の髪型で少し気分を変えたいなぁ」と感じることもありますよね。ミディアムから違う髪型にしたい場合、もともとのウィッグのタイプにもよりますが、ボブカットにするのが比較的難易度低めのためおすすめです。
そこで今回は、ウィッグをボブにカットする方法をご紹介します。イメージチェンジや気分転換を兼ねて、チャレンジしてみませんか?
ぱっつんボブにするなら、家にある小道具でさらに簡単に

全体の長さがそろった、いわゆる「ぱっつんボブ」にカットすることは、プロの美容師さんでも簡単ではありません。キレイな内巻きのボブスタイルにしたいなら、髪の内側と外側の長さを微妙に変える必要も出てきます。
そんなぱっつんボブに自分でチャレンジするときは、失敗を防ぐための小道具として「セロハンテープ」を準備し、毛の上に貼りつけてカットの位置決めをしましょう。
【セロハンテープを使ったぱっつんボブカット方法】
1.ウィッグスタンドをしっかりと固定する
2.ウィッグを取りつけたら、切りたい長さの位置にぐるりとセロハンテープを水平に貼って一周させる
3.内側の毛はいったん切らずに残し、表面の毛だけをテープに沿って切る
水平にハサミを入れるとあとで微調整することが難しくなるため、垂直にハサミを入れながら細かくカットするよう気をつけてください。
4.カットした表面の毛の長さを見ながら、内側の毛を表面より少し短くなるように切る
内側の毛を短くすると、スタイリング時にキレイな内巻きが作りやすくなるためです。
このとき、先にカットした外側の毛をよけてダッカールで留めておくと、内側の毛のカットがしやすくなります。
5.前髪の部分をカットするときも同じ要領で、テープで留めて当たりをつけながらカットする
ウィッグをカットするときの注意点
ウィッグをボブスタイルにカットするときは、特に以下の点に気をつけながら行いましょう。
・水平にハサミを入れない
ボブヘアは真っすぐにカットするイメージが強いため、つい水平にパチンと切ってしまいたくなるものですよね。しかし、水平方向に毛をカットしてしまうとあとから長さ調整が難しくなり、左右から何度も切り直すうちに結局切りすぎてしまうという失敗を招きがち。少し面倒でも、垂直か斜めに細かくハサミを入れながら切る方が、長さの微調整も楽になりますよ。
・切らない部分を必ずブロッキングしてからカットする

カットするときに重要な準備の1つに、ブロッキング(切るところと切らないところを分けておくこと)があります。
きちんと髪を分けておかないと、切る予定のない部分まで誤って切ってしまうことになるかもしれません。大きめのダッカールやバレッタ、ヘアゴムなどで、切らない部分を必ずまとめてよけておきましょう。
・ウィッグの毛は伸びてこない!
当たり前のことですが、ウィッグの毛は1度切ってしまうと伸びてくることはありません。逆にいえば、思い通りのカットができればずっとその状態をキープできます。ある意味、自毛以上に慎重にカットすることが大切といえるかもしれません。
おわりに
今回は、長めのウィッグをボブスタイルにカットするコツをご紹介しました。
自毛をテープで留めて切ることはできませんが、ウィッグであればテープで真っすぐにガイドを作り、それに沿って切ることができます。
しかし、人工毛はハサミを入れるときもすべりやすいため、1度に多量の毛をカットすることは難しいものです。全体のバランスを確認しながら少しずつハサミを入れ、根気よくキレイに仕上げましょう!