ウィッグをセンター分けや七三分けにしたい!ウィッグの分け目の作り方

スイート系の「重め前髪」のトレンドが一段落し、最近ではセンター分けの前髪が流行し始めています。そこで、お手持ちのウィッグをアレンジして、トレンドのセンター分けや七三分けに挑戦してはいかがでしょうか?
今回は、ウィッグの分け目を上手に作るコツについてご紹介します。

ウィッグの分け目の作り方【自然なセンター分け】

ウィッグをセンター分けや七三分けにしたい!ウィッグの分け目の作り方


ウィッグの中には、分け目がないものもたくさんあります。でも、ドライヤーやヘアアイロン、コーム、ヘアクリップ、保冷剤などのアイテムを使用すれば、ナチュラルな分け目を作ることができますよ♪

それでは、ウィッグをセンター分けにする手順をチェックしてみましょう。

[手順]
1.コームでウィッグの真ん中に分け目を作る(頭頂部から前髪部分)
2.片方のみヘアクリップでとめる
3.ヘアクリップでとめていない髪を、さらに半分に分ける
4.4分の1まで分けた髪にコームを入れてそのまま外に向かってとかし、根元から3cmほどの部分で止める
5.止めた部分をコームで押さえたまま、ドライヤーの熱(弱風)を3秒ほど当てる
6.加熱した部分を保冷剤で冷まし、コームをそっと外す

以上の行程を左右2回ずつ繰り返せば、センターの分け目を境に、左右の前髪を外側へ流すことができます。気を付けるポイントとしては、ドライヤーで熱風を送るときに、ドライヤー本体が髪にぶつからない程度の距離を保つことです。髪に直接ドライヤー本体が当たってしまうと、ウィッグがダメージを負ってしまう可能性があるため、注意しましょう。

ウィッグの分け目の作り方【こなれた雰囲気が魅力のジグザグ分け目】
直線的な分け目よりもこなれた雰囲気が出る「ジグザグ分け目」。頭頂部にボリュームを出しやすいほか、地肌が目立ちにくくなるためナチュラルな髪型を目指せます。
それでは、ジグザグ分け目の手順をご紹介します♪

1.オールバックにするイメージで、前髪全体を前から後ろへコームでとかす
2.前髪が後ろに向かってふんわり流れたら、コームの柄で頭頂部から額に向かってジグザグの線をざっくり描く
3.描いた線の流れに従い、その方向に向かって髪を左右に分ける

このように、ウィッグの根元をジグザグに分けることで、髪型にボリュームが出せます。ボリュームが出れば根元の分け目も目立ちませんし、ウィッグでも自然に見えますよ。また、外国人のような無造作ヘアを作りたい、ウィッグの雰囲気をいつもと少し変えたい、というときにぜひ試してみてください。

ウィッグの分け目の作り方【アイドル風の七三分け】

ウィッグをセンター分けや七三分けにしたい!ウィッグの分け目の作り方


最後に、女性アイドルに多い、重めの前髪を斜めに流したスタイルをご紹介します。こちらは、冒頭でお伝えした「自然なセンター分け」と同様の方法でお試しください。

1.コームでウィッグを七三分けにする
2.片方(三分け)のみ、ヘアクリップでとめる
3.ヘアクリップでとめていない髪(七分け)を、さらに半分に分ける
4.半分に分けた髪にコームを入れ、根元から3cmほどの部分で停止
5.停止した部分をコームで押さえたまま、ドライヤーの熱(弱風)を3秒ほど当てる
6.加熱した部分を保冷剤で冷まし、コームをそっと外す

以上の行程を七分けの部分と、三分けの部分で同じように行います。形がうまくつかない場合は、ブロッキングを細かくして2~3回に分けてドライヤーを当ててください。

おわりに
髪型は第一印象を大きく左右しますが、どんなヘアスタイルが自分に似合うのか分からない、という方も多いと思います。そんなときにウィッグを活用すれば、自毛を切ったり伸ばしたりしなくても、試したいスタイリングを気軽に楽しめますよ!今回ご紹介したセンター分けやジグザグ分けも、お手持ちのウィッグで試してみてはいかがでしょうか?
また、ウィッグが人工毛で作られていれば、加熱による変化をつけやすいためスタイリングのキープ力もアップします。ドライヤーの熱を効果的に利用して、お好みの分け目を作ってくださいね