カラフルにアレンジウィッグと医療用ウィッグとの違い
コスプレやイベントなどでウィッグを使う場合、自分の髪では表現がしにくいカラフルな色に加工したいと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、そんなウィッグに自分好みの色を付けるための方法をご紹介します。
注意点を守って自分だけのウィッグ作りにチャレンジ!

ヘアチョークは、チョークで色を塗ることで髪に色を付けることが出来るアイテムです。このアイテムには、「地毛だけでなくウィッグにも使える」、「表現のしにくい色やグラデーションを作ることが出来る」などのメリットがあります。特にグラデーションは、少しずつ調節しながら塗ることが出来るので、重宝しそうですね。他にも、シャンプーで落とすことが可能なので、一つのウィッグで様々な色を楽しめます。金銭的に何個も買えないという方にもオススメです。

そんなヘアチョークですが、使い方も簡単です。髪を水で濡らしてヘアチョークを直接髪に塗りこみます。その後ドライヤーで乾かして完成です。ここで注意するポイントは、汚れても良い服を着ておくことです。髪を濡らして色を塗っている間は、色が髪に定着していません。そのため、色を塗った部分が服などに触れてしまい、汚れてしまう可能性があります。乾かして色が落ちてこないかを確認してから、着ていく服に着替えましょう。

また、雨の日やプールなど、水に触れる機会があるときにも、同様のことが起きることがあります。「水に弱い」ということを忘れずに、状況や場所によって使うかどうかを決めてください。これらのポイントを理解しておけば、様々なところで活躍する便利なアイテムです。上手に使って、素敵な思い出を作ってみてはいかがでしょうか。
医療用ウィッグとファッションウィッグの違いについて
ウィッグと言うとファッションアイテムの1つと認識されている方が多いかもしれません。しかし、ウィッグには医療用とファッション用が存在し、それぞれに異なるメリットが存在します。そんな医療用・ファッション用ウィッグの特徴やメリットについてご紹介します。
自然に使える医療用、気軽でオシャレなファッション用
医療用ウィッグは抗がん剤治療などで脱毛症状になった人や、頭の手術などで髪の毛を剃った方などが使用します。このように病気の治療や怪我などで脱毛した人が使用するので、医療用ウィッグは直接頭皮に当たる部分が多いです。髪の毛のない頭皮は意外とデリケートなので、医療用ウィッグは通気性や肌への刺激が少ない素材にこだわり作られています。

また、ウィッグ自体の重さも軽く、耐熱性も高いのでドライヤーの使用も可能です。医療用ウィッグの大半は人毛で作られているので、見た目の髪質も自然です。見た目の自然さと装着時の快適性を求める人にオススメのウィッグです。ファッションウィッグはオシャレ目的で髪型を変えたり、コスプレで大きく髪型を変える時などに使用します。
ファッションウィッグは価格が安く、どこでも気軽に購入できるのがメリットです。専門店では試着もできますし、ネット通販や大型ドラッグストアでも購入できます。カラーバリエーションも豊富で、部分的なパーツも販売されています。そのため、アレンジの自由度が高く何通りもの髪型を作れるのが魅力です。仕事の都合で髪型を変えられない方や、いつも違う髪型にしてみたい方などにはオススメのウィッグです。