前髪だけでガーリーヘアが完成!通販で失敗しない、おしゃれな前髪ウィッグの選び方
前髪だけでガーリーヘアが完成!通販で失敗しない、おしゃれな前髪ウィッグの選び方 ファッションを楽しむように、髪型を自由にアレンジしたいという方も多いと思います。ただ、髪型のアレンジって結局いつもと同じようなものになってしまう、とお悩みの方もいるのではないでしょうか。そんなときにおすすめなのが、前髪のウィッグ!
ウィッグにはさまざまな種類がありますが、手軽に楽しむなら前髪ウィッグがおすすめです。
人の第一印象を左右する前髪。前髪をちょっと変えるだけでいつもと違う自分が楽しめますよ。
そこで今回は、気軽にヘアスタイルを変えられる前髪ウィッグについて大特集!前髪ウィッグの選び方から、普段のメンテナンス、そして前髪ウィッグの便利な活用法をご紹介します。
ウィッグの種類と、それぞれの着用の仕組み
ウィッグには主に3つの種類があり、「フルウィッグ」「ハーフウィッグ」「部分ウィッグ」に分けられます。
フルウィッグ
前髪だけでガーリーヘアが完成!通販で失敗しないおしゃれな前髪ウィッグの選び方

「フルウィッグ」は、頭全体にかぶるタイプの、いわゆる「全かつら」を指します。頭全体にかぶるので、ヘアスタイルや髪の色をがらりと変化させることができます。
「フルウィッグ」の用途はさまざま。全体的な薄毛にお悩みの方や、撮影・演劇・コスプレ・ファッションショーなどの扮着用として用いられるケースが多いようです。
着用方法は、ウィッグに同封されている薄いネットを頭にかぶって形を整えてから、帽子のようにすっぽりとかぶります。
ハーフウィッグ
「ハーフウィッグ」は、頭の後ろ半分だけを覆う形になるウィッグを指します。ショートヘアの方が後ろ髪を長く見せたいときや、後頭部の薄毛にお悩みの方に用いられる場合が多くあります。まず後頭部の髪をまとめるなどしておき、その上に留める形で着用します。
部分ウィッグ
「部分ウィッグ」は、ヘアピンやヘアアクセサリーのように、自毛に留めて髪の一部分に着用するタイプのウィッグを指します。「ポイントウィッグ」とも呼ばれ、いわゆる「付け毛」です。前髪ウィッグもこれに含まれ、部分的な薄毛対策やファッションアイテムとして用いられます。
ヘアピンやバレッタのように留め具やコーム・クリップなどが付属していて、それにより自毛に固定して着用します。
フルウィッグやハーフウィッグと違い、部分ウィッグは自毛に付属のピンやクリップで留めるだけで、簡単に着用することができます。事前に自毛をまとめたりネットで覆ったりする必要がないので、気軽に着用できそうですね。リボンやヘアピン並みの手軽さで、ヘアスタイルの印象をがらりと変えることができます。
前髪ウィッグとは

前髪ウィッグは、普段使いからちょっとしたときのドレスアップまで、さまざまなシーンで活用されています。前髪が薄い人が日常的に着用したり、パーティーなどの華やかな場でヘアスタイルをゴージャスに彩ったり、使い方は自由自在。また前髪があると、若々しく見える効果も期待できます。そのため、普段前髪を作らない髪型の方でも、キュートで甘めな服装を着こなしたいときにだけ着用するという活用法もあるでしょう。
前髪ウィッグを通販サイトで購入する際のポイント
前髪ウィッグは通販サイトでも購入することができます。多くの通販サイトでは、各カラーの詳しい説明や室内外での見え方の違いを、画像で紹介していています。届いてみたら思っていたカラーと違った、というような失敗を防げそうですね。
やはり実物を見ることができないのは不安、自分の印象だけでは心配、という方は、電話やメールでの問い合わせを活用しましょう。販売店の中には、そうした疑問やお悩みに対してアドバイスをしてくれるところもあります。ご自分のヘアカラーやイメージを伝えて、購入前の不安や疑問を解消しましょう。
前髪ウィッグのカラーや形のバリエーション
前髪ウィッグにも、さまざまなバリエーションがあります。「市販のウィッグは色や形が限られるのでは?」と思っている方も、詳しく調べてみると選択肢が豊富なことに驚くはず。まずは以下に、前髪ウィッグの形の種類をご紹介します。
1.前髪のみのウィッグ
「前髪ウィッグ」の名のとおり、前髪部分のみを付け足す形のウィッグです。着用方法などによっては色や毛量に境目ができやすく、選び方・付け方を間違えると不自然に見えることもあります。そのため、色選びには特に気をつけましょう。
2.横髪(サイド)つけ前髪ウィッグ

前髪に、サイドの髪が長めについているタイプで「ツインウィッグ」とも呼ばれます。自毛となじませることがラクにでき、境目も気になりにくく、さまざまなシーンで活用しやすい形状です。このタイプは特に、濃いめの色味のものよりは、グラデーション風などなじみやすい色味を選ぶことが成功のポイントです。
また、サイドの毛量が増えることにより小顔効果も期待できます。
3.つむじつけ(つむじあり)前髪ウィッグ
前髪部分よりも上部の、つむじまでカバーできるタイプのウィッグです。前髪と一緒にトップのボリュームもプラスしたい方や、より境目を分かりにくくして自然に見せたい、という方におすすめです。
特に前髪が薄くお悩みの方は、同時にトップのボリューム不足にもお悩みを抱えていることがあります。そのような方にも、つむじつけ前髪ウィッグはおすすめですよ。
このように、前髪ウィッグといってもタイプはさまざまです。ご自分に合った形状のものを選んで、髪のお悩み解消やおしゃれの幅を広げるためにご活用ください。
またカラーもバリエーション豊富です。ナチュラルカラーのものから、ミックスカラーや明るく元気な印象を与えるカラーのものまで、自分にあったカラーのウィッグが選べます。「ウィッグは黒か、白髪染めのような色しか選べない」というイメージは、もう昔のものと考えて良いでしょう。
前髪ウィッグってなんか扱いづらそう……
このように前髪ウィッグは便利で頼れる存在ですが、特有のお悩みや手間も付き物です。
「周りの自毛と色やツヤが合わず、不自然に見える」
「人工毛でできたウィッグは静電気が起こりやすい」
「使用後に一定の手入れが必要」
などなど……。
全体用ウィッグと異なり、自毛の一部分にプラスして使用するため、特殊で扱いづらいというイメージをお持ちの方も多いでしょう。しかしきちんと活用すれば、前髪ウィッグの扱い方は意外に難しくありません。まずは前髪ウィッグのメンテナンス方法をご紹介します。
気になる前髪ウィッグの耐久性はどのくらい?保管方法は?
日常的にウィッグを使用することを考えると、気になってくるのは「何か月、何年ぐらい使い続けられるのか」という点でしょう。前髪ウィッグなどの部分用ウィッグでは、標準的に半年(6カ月)から1年ほどとしている場合が多くあります。
しかし、お手入れの方法次第ではそれよりも長く、良い状態でウィッグを長持ちさせることもできます。美しい状態のままでウィッグを長く楽しむには、日頃のお手入れと保存の方法が肝心です。
それでは、前髪ウィッグのお手入れと保管の方法についてご紹介します。
1.ウィッグの洗髪はシャンプー・リンスで

ウィッグの洗髪には専用のアイテムを使うことをおすすめします。市販のシャンプー・リンスでも大丈夫です。
【洗い方】
1. 適量を手に取り、水となじませていきます。
2. おしゃれ着を手洗いするように、ソフトに押し洗いしていきます。このとき、お湯は使用しないようにしましょう。
3. 洗い終わったら、タオルに水分を吸わせるようにして水気を切り、丁寧にブラッシングしていきます。ブラッシングの際は、毛先を下に向け、毛先から下方向にブラッシングしていくのがポイントです。こうすることでウィッグが絡まりにくくなります。
4. しっかり陰干しをして終了です。
2.使用・お手入れ時に注意したい点
前髪ウィッグを使用・お手入れする際には、以下の3つに気をつけましょう。
・熱を加えない
・無理な力をかけない
・汚れたままにしない
ウィッグの中には、ドライヤーやコテの使用がOKなものもありますが、頻繁に使うことは控えましょう。ウィッグの毛の素材によっては、退色やちぢれなどが発生してしまうことがあります。
3.保管時の注意点
前髪ウィッグの保管で注意したい点は「湿気」と「直射日光」の2つ。この2つのポイントを押さえた保管方法をご紹介します。
【用意するもの】
乾燥剤
ビニール袋
【やり方】
1. 乾燥剤を入れたビニール袋を用意します。
2. 先ほどの1.とウィッグを同じ箱に入れます。ウィッグがそのままの形で入れられるような大きさが理想です。
3. 日の当たらない場所で保管します。
以上が基本の保管方法です。とっても簡単ですね。
また、ウィッグを頻繁に使用する場合には風通しをよくしておくことも大切。市販のウィッグスタンドやフックにかけておく、という方法もおすすめです。この場合も、直射日光を避け、涼しくホコリなどが少ない場所で保管しましょう。
前髪ウィッグの活用方法
さて、ここからは前髪ウィッグを使った、とっておきのヘアアレンジをご紹介します。前髪ウィッグを上手に使うと、普段の印象を変えることができたり、伸ばしかけ中の前髪を隠したりできます。前髪ウィッグをうまく活用しておしゃれを楽しみましょう。
1.伸ばしかけの前髪をやぼったく見せないために
人の印象を大きく左右する前髪。流し前髪やセンターパート、最近ではオン眉バングなど、さまざまな種類の前髪が登場しています。しかし、トレンドの前髪にチャレンジしてみたけど、やっぱり似合わなかった、と苦い経験をお持ちの方はいませんか?また、伸びてきた前髪を自分で切ったら、大変なことになってしまった、という経験のある人も少なくないはず。
そんなときは、前髪ウィッグの出番です。前髪ウィッグがあれば、前髪を額の上部でピン留めし、ウィッグでジャストな長さの前髪を作ることができます。
失敗してしまった前髪は、前髪ウィッグで上手に隠しましょう!
2.普段の印象を変えたいときに
トレンド感のあるワンレングスの髪型。クールな印象で、芸能人の間でも取り入れている方が多く、人気のヘアスタイルですよね。カッコいいイメージのあるワンレングスですが、ガーリーやフェミニンなテイストは似合わないと思っている人も少なくないはず。
そんな人にも前髪ウィッグはおすすめです。クールなイメージから一転、ガーリーさがプラスされたヘアスタイルに仕上がります。まっすぐ切りそろえられた「ぱっつん前髪」にすれば、トレンド感もプラスされます。
前髪ウィッグを使えば、アクティブなガーリースタイルや、エレガントなフェミニンンスタイルまで、コーディネートの幅もグッと広がりますよ。前髪ウィッグを活用して、さまざまなテイストのおしゃれを楽しみましょう。
3.浴衣やパーティーなど、ロングヘアをアップにするときのひと工夫に

夏の浴衣ファッションや冬~春のパーティーシーズンなど、ロングヘアの方はアップスタイルにする機会が増えるはず。アップスタイルやポニーテールにするとき、サイドにおくれ毛があると、かわいらしく見えるだけでなく、小顔に見せる効果もあります。
しかし、元々サイドと後ろの髪の長さをそろえたスタイルの方は、自毛だけでこのテクニックを使うことができません。そこで活躍するのが、横髪つけの前髪ウィッグ。サイドのおくれ毛を演出できるためアップスタイルをよりかわいく見せることができます。
おわりに
今回は、前髪ウィッグの選び方やさまざまな活用法についてご紹介しました。前髪ウィッグの利点は、なんといっても手軽に自分の雰囲気を演出できることでしょう。日常の中にうまく取り入れて、「今日、なんとなく雰囲気違うね」といってもらえれば大成功というものです。
最近は人工毛でも自然なツヤなどを再現したウィッグが増え、着用時の境目も気になりにくくはなりました。しかし、それでも気になるなら帽子やターバン、カチューシャなどでカバーする方法もありますので、ぜひ試してみてください。
「自分はいつもこういう髪型だから……」と、イメージチェンジに消極的だった方も、前髪ウィッグでさりげなく印象アップを狙ってみませんか?