ウィッグでツートンカラーにチャレンジ!キレイにツートンにする染め方って?
「パーティーで華やかに装うために1日だけツートンにしたい」「毛先に向かって明るい色になるグラデーションカラーに挑戦したい」など、普段使っているウィッグをツートンカラーにしたり、グラデーションカラーに染めたりしたいと思ったことはありませんか?
そこで今回は、ウィッグユーザーの間に口コミで広まった、非耐熱ウィッグをキレイなツートンカラーに染める方法をご紹介します。
明るい髪色の非耐熱ウィッグをマーカーで染める方法

非耐熱ウィッグは手軽に利用でき人気がありますが、合成繊維でつくられているため、基本的にカラーなどでは染めることができません。その非耐熱ウィッグが、市販のイラスト用マーカーを使って染められると聞くと、「本当?」と思いますよね。水性のフェルトペンなどでは水で色落ちしてしまいますが、イラスト用の「アルコール性マーカー」なら、非耐熱ウィッグの合成繊維にも着色できるといわれています。
ペン先で毛束を少しずつ着色していくのはかなり根気がいる作業。ウィッグユーザーの間では、裏ワザ的な方法で効率よく染めていく方法が知られています。
その方法とは、まずマニキュア用のリムーバーとコットンを用意し、コットンにリムーバーをしみ込ませます。さらにマーカーのインクをたっぷりしみ込ませ、そのコットンでウィッグの染めたい部分をなでるようにすると、インクの色が淡く入る、という方法です。
ウィッグの左半分だけを染めたいなど、ぼかしを入れる必要がなければ、染めたい部分が全部染まるまでこの手順を繰り返します。
毛先に行くにしたがって濃い色になるようなグラデーションカラーにしたい場合は、まず上記の方法で毛先の部分だけを濃く染めておきましょう。そして除光液をしみ込ませたコットンで、上に向かって染めた色を徐々に薄めていきます。そうすると、キレイなグラデーションに染めることができます。
ただし、マーカーを使ってウィッグを染める方法は、金髪などの明るい髪色のウィッグでなければうまく染まらないことが多いため、暗い色のウィッグに色を乗せたい場合にはオススメできません。
黒髪ウィッグも染まるヘアチョークでツートンに

暗い色のウィッグを染めたり、パーティー用など一時的にウィッグをツートンにしたりする場合には、ヘアチョークを使って染める方法もあります。
ヘアチョークは元々地毛用として市販されており、量販店やバラエティーショップに置いてあることも。クレヨンタイプや固形のコンパクトタイプなどが中心で、いずれもウィッグの毛に直接こすり付けて色を乗せていく、という使い方をします。
ツートンカラーやぼかしも難しくありませんから、2色のグラデーションにも挑戦しやすいのでは?ツートンだけではなく、ヘアチョークを何色か用意して3色、4色とカラフルに色をつけてみても楽しそうですね♪
発色を良くするコツは、ウィッグをあらかじめ水でぬらしてからヘアチョークを塗り、ドライヤーでよく乾かす方法。ヘアチョークは一時染毛料のためシャンプーで落とせますが、雨に突然降られてしまったときに色落ちする心配もあります。汚して困るような服装のときは使用しない方が無難でしょう。
おわりに
今回は、ウィッグをキレイにツートンカラーに染める方法についてご紹介しました。マーカーで染める方法は、手軽で色味も選べるため便利ですが、暗い色のウィッグを染めることは難しいというデメリットも。ウィッグをその日の気分で自由にカラーリングして楽しみたい場合は、何色かセットになったヘアチョークを持っておくと良いかもしれません。ただし、ヘアチョークでウィッグを染める場合は、雨対策などをしっかり行い、色落ちを防ぐよう気をつけてくださいね。