ウィッグとエクステどっちがいいの?違いと使いわけ方をご紹介します

ウィッグとエクステどっちがいいの?違いと使いわけ方をご紹介します

「ウィッグ=かつら」である、と認識している方は多いはず。しかし最近では「エクステ」という増毛アレンジ方法もあり、どちらがどういうものなのか、今1つ分からず混乱している方もいるのでは?
そこで今回は、「ウィッグ」と「エクステ」の違いやそれぞれの特徴、おすすめできるポイントなどについてご紹介します。

ウィッグとは?
ウィッグは、一般的な認識の通り「かつら」を指します。
頭にすっぽりかぶってしまう「フルウィッグ」や、頭の1部分にだけつけることでアレンジを楽しめる「部分ウィッグ」など、パターンやスタイルが豊富です。また、複数持っていれば、いつでも気分に応じて髪型を変えることができます。

エクステとは?

ウィッグとエクステどっちがいいの?違いと使いわけ方をご紹介します


エクステは「ヘアエクステンション」の略で、直訳すると「つけ毛」です。

美容院での施術が中心で、主に細かな毛束に分かれたエクステを、自毛に直接装用することで長さを足す手法が用いられます。エクステは人毛や人工毛で作られ、毛質やカラーがとても豊富なことが特徴。元の髪の色や質感に合わせたエクステを直接つけ足すためとてもナチュラルで、自毛と変わらないアレンジやスタイリングが楽しめます。

ヘアスタイルそのものをがらりと変えてしまうというよりは、元の髪に足してさらに長くしたいときに用いられるアイテムです。

ウィッグ、エクステそれぞれのメリットとデメリット
ここでは、ウィッグ、エクステそれぞれのメリットとデメリットをご紹介します。

ウィッグのメリット

ウィッグとエクステどっちがいいの?違いと使いわけ方をご紹介します


・つけ外しが簡単
・何度も繰り返して使用できるため、コストパフォーマンスが高い
・フルウィッグであれば、思い切った髪型・髪色のチェンジが可能
・形状などが豊富で、なりたい髪型を選んで思い通りにアレンジできる

ウィッグのデメリット
・クリップなどで留めているため、ずれてしまう可能性がある
・自毛を生かす部分ウィッグは、ウィッグと自毛の境目をうまくカバーすることが必要
・人工毛の質によっては、手入れやアレンジに手間がかかる

エクステのメリット
・自毛に直接つけるため、途中で取れてしまったりする心配が少ない
・アレンジや手入れを自毛の延長で行えるため、特別なケア方法は基本的に不要

エクステのデメリット
・洗髪時に絡みやすくなることや、自毛との継ぎ目部分の手入れが面倒なことがある
・エクステの持ちは2~3カ月が目安で、スタイルを保つにはその都度美容院でのつけ替えが必要。頻繁につけ替えるとコストがかかる
・基本的に1回使い捨てで、再利用ができない
・自毛に足すつけ方の都合上、思い切ったイメージチェンジは難しいため、なりたい髪型を思い通りに実現することにはあまり向いていない

ウィッグ、エクステはこんな方におすすめ
ウィッグの場合
・気分やファッションに応じて自由に髪型・髪色を変えたい方
・気に入ったスタイルを何度も繰り返したい方
・自分で手軽にスタイルチェンジを楽しみたい方
・自毛では難しいスタイルやアレンジを実現したい方

エクステの場合
・今はまだ短い自毛をそのままの状態ですぐに長くしたい方
・一度スタイルを変えたら数カ月はそのままでも構わない方
・基本的に美容院にお任せで、自分でさまざまなアレンジをすることはあまり考えていない方
・あくまで自毛の延長線上でできる範囲のスタイルチェンジを考えている方

エクステがウィッグと最も異なるのは、「一度つけたら外すまでずっとそのままのスタイルでいなければならない」点でしょう。もちろん、結んだり編んだりする程度のアレンジはできますが、思い立って髪型を元に戻したり、またイメージチェンジし直したりという「ヘアスタイルのお着替え」は難しいかもしれません。

その点、ウィッグはいつでも髪型を元に戻せますし、別のスタイルに挑戦するなどの冒険も気軽にできます。「髪型をファッションなどに合わせて手軽に変えたい」という目的で挑戦するのであれば、エクステよりウィッグがおすすめと言えるでしょう。

おわりに
今回は、ウィッグとエクステの違いやそれぞれのメリット・デメリットをご紹介しました。
自分のライフスタイルやチャレンジしたいヘアスタイルに合わせて、適したどちらかを選ぶと良いでしょう。