初心者レイヤー必見!コスプレ用ウィッグをセットする時に気を付けたいこと
コスプレに欠かせないアイテムの1つ、ウィッグ。コスプレ用のウィッグは、扮装(ふんそう)するキャラクターの髪型と同じようにセットされたものが多数そろうため、なりたいキャラクターに合わせて選ぶことができます。一方で、市販のウィッグを自分でセットして、キャラクター風の髪型に整える方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、コスプレ用ウィッグをセットする時に気を付けたいことについてご紹介します。コスプレをこれから始めたい♪とお考えの方もぜひご参考にしてください。
セット時には、ウィッグの髪質にもこだわる

コスプレ用のウィッグを選ぶ際には、「どのようにスタイリングしたいか」をイメージすることも重要です。例えば、ツンツン立てるようなハードなスタイリングを想定している場合、毛を立ち上げやすい毛質のウィッグを選びましょう。サラサラな毛質で手触りの良いウィッグは、根元から立ち上げるスタイリングにあまり適していません。また、購入する前にウィッグの特徴を調べ、自分が作りたいスタイルに合うウィッグかどうか確認することも大切です。
ウィッグのセットに役立つ方法をマスターしよう
コスプレに使用するウィッグは、扮装(ふんそう)するキャラクターの髪型がどれだけ再現されているかが重要ではないでしょうか。そこで、コスプレウィッグをセットする際に役立つ、スタイリング方法を2つご案内します。
1.ジェルやスプレー、ワックスでのハードスタイリング

まずは、ガッチリ固まるタイプの整髪料で根元からしっかり立ち上げたあと、スプレーで固めるヘアセット方法です。このアレンジができれば、個性的なキャラクターの髪型でも再現しやすくなります。また、コスプレ上級者の中にはジェルの代わりにゼラチンで毛を固めている、という方も少なくありません。ゼラチンを使用することでウィッグを傷めず、きれいに洗い流せるため、注目が集まっています。
2.「お湯パーマ」でカールする
ゴージャスでボリューミーなスタイルには、カールが付き物です。ウィッグにカールを作るなら、おすすめは「お湯パーマ」。ウィッグをカーラーで巻き、沸騰しない程度のお湯に浸けたあと乾かし、カーラーを外します。
ちなみに耐熱ウィッグであれば、作り上げたカールを落とすことも簡単です。ウィッグをぬらしてアイロンでストレートに伸ばせば、カールが落ちるため、繰り返し練習することもできます。
基本的なウィッグの付け方も押さえておこう
最後に、スタイリングが完成したウィッグが頭によくなじんできれいに見えるよう、ウィッグの基本的な付け方をご紹介します。
アジャスター付きのウィッグの場合、サイズ調整が欠かせません。アジャスターを合わせるには、ウィッグを頭にかぶってアジャスターを調整してください。ウィッグをナチュラルに見せたいなら、自分の頭に合ったサイズにしなければなりません。そのためにもアジャスターをこまかく調節しましょう。また、ウィッグをかぶる前にはウィッグ用のネットを装用してください。ウィッグ用のネットをかぶることで、ウィッグのズレを防ぎフィット感を高めることができます。
地毛の短い方は、ニット帽を着用するようなイメージでネットの上からウィッグをかぶり、つむじや生え際の位置をしっかり合わせましょう。一方、ロングヘアの方は髪をポニーテールにまとめてからネットをかぶり、地毛をネットの中にすべて収めます。ネットからはみ出た毛先はピンなどでとめてネットに入れ込み、頭全体が凸凹しないように形を整えてください。
おわりに
今回は、コスプレ用ウィッグをセットする時に役立つ知識や、注意点についてご紹介しました。コスプレ用ウィッグのスタイリング方法はさまざまですが、ジェルやスプレーを使用し髪を固めたり、お湯パーマをしたりしてウィッグのセットをしましょう。複数のスタイリング術を組み合わせて、ヘアアレンジを楽しんでください。