ウィッグを染める技法6選をご紹介

ウィッグを染める!カラー材以外でも染色可能な技法6選をご紹介

理想の髪型になりたい…。そんなときにお手軽なヘアウィッグっていいですよね。なりたいスタイルに早変わりできますし、綺麗な髪質でヘアカラーだって冒険できます。

そんな大活躍するウィッグだからこそ、自分のオリジナルに変えてしまえば、一層愛着が沸いてきます。オリジナルのウィッグ感を出せるのが染めるという手段です。でも、ウィッグって本当に染めることができるのか不安ですよね。せっかくお気に入りのウィッグを買ったのにセルフカラーを行ったせいで使えなくなってしまったらこれほど悲しいことはありません。

でも、そんな方に朗報です。ウィッグは自由自在に染めることは可能なんです!染める方法は、カラーリングだけではないんですよ!

1. ヘアチョークを使う

 

ウィッグを染める!カラー材以外でも染色可能な技法6選をご紹介

まず初めにご紹介する方法では、ヘアチョークを使います。その名の通り髪専用のチョークを直接ウィッグに塗っていきます。染めると言うより塗る感覚と言えます。そしてなにより、発色がいいのでアクセントを入れるのにはオススメです。もちろん染めた後に洗い流すこともできるので、安心して楽しめます。

2. コピッグを使う

続いての染め方はアルコールマーカーで染める方法です。油性マジックの一種のコピックとはペンのひとつです。ペン先が2種類になっていますので細部にも使いやすいです。カラーバリエーションはとにかく豊富なので、遊び心満載です。除光液を使って色を延ばしながら染める方法が愛用者の中でもお手軽と評判です。色を延ばしながら染めるので、薄めの仕上がりになります。特にコスプレファンの間で使われるような派手で明るいカラーのウィッグを求める染め方です。

3. 紅茶を使う

 

ウィッグを染める!カラー材以外でも染色可能な技法6選をご紹介

次の染め方は紅茶を使ってカラーリングする方法です。紅茶!?と驚いてしまいますが、布の染色同様にウィッグもきれいに染色できる裏技なのです。紅茶のティーバッグをウィッグの長さや毛量にもよりますが、相当量を用意します。鍋でティーバッグを煮出し、ある程度冷ましたらそこにウィッグを投入します。仕上がりは淡く薄く染まる感じです。煮出した紅茶の量にもよりますが、白髪ウィッグを染めてうっすらと分かる程度の染まり具合です。

4. ダイロンを使う

 

ウィッグを染める!カラー材以外でも染色可能な技法6選をご紹介

次の染め方はダイロンを使って染める方法です。ダイロンとは衣類や繊維用の染料の名称で、ウィッグ愛好家の中では特にメジャーな染色のひとつです。こちらも紅茶染めと同様、鍋でダイロンの粉を煮詰めて、そこにウィッグを浸して染色する方法です。さすが染料とだけあって発色もよく綺麗な仕上がりです。

5. アクリルガッシュを使う

 

ウィッグを染める!カラー材以外でも染色可能な技法6選をご紹介

5つ目の染め方はアクリルガッシュを使って染色する方法です。アクリルガッシュとは、絵具の一種でコピック同様、文房具店などで購入することができます。お湯の中に塩とチューブ1本分のアクリルガッシュを入れ、そこにウィッグを入れて染色します。発色もよく、大抵綺麗に染まります。煮詰めた染料に浸す方法を3通りご紹介してきましたが、アクリルガッシュが成功率が高いと言えるでしょう。

6. ヘアカラー材を使う

 

ウィッグを染める!カラー材以外でも染色可能な技法6選をご紹介

最後は定番のヘアカラー剤で染める方法です。しかし、人毛100%のウィッグでないとカラー剤は使えません。ほんの少しでも人工毛が混入していると、薬剤を塗ったウィッグは鳥の巣のように縮んでコーミングが不可能になり、結果的に使用できなくなってしまいます。そのため、事前にしっかりとご自身のウィッグの素材を確認しておきましょう。とは言え、ご紹介した全ての方法の中で最もきれいに確実に染まるので、一番のおすすめです。美容室でも対応してくれるところもあるので、高価でお気に入りのウィッグをカスタムする時は相談してみるとよいでしょう。

いかがでしたか?単に染めると言ってもこれだけのアイテムがあるのですね。まだまだご紹介しきれないアイテムもありますが、特に簡単で失敗しにくいおすすめアイテムをご紹介しました。ウィッグは染めることができるし、染め方もたくさんあるのです。正しいやり方を知れば「難しい…」と避けて通ることなくチャレンジできるはずです!ウィッグのカラー選びに失敗してしまった時、理想の髪色を出したい時、そんな時はの記事でご紹介していた染め方を思い出してみてくださいね。