ウィッグの固め方5選!なりたいキャラの髪型を思うがままに

なりたいキャラの髪型も思うがまま!ウィッグの固め方5選

アニメのキャラクターなどになりきるコスプレには、ウィッグが欠かせません。2次元キャラのヘアスタイルは独創的であるため、地毛よりもウィッグの使用がおすすめです。

ただし、なりたい理想のキャラに近づくためには、重力に逆らって髪を立て、その形をキープしなければなりません。そんなとき、どのようにして髪を固めれば良いのでしょうか?今回は、ウィッグの固め方を5つご紹介します。

【1】ワックスとスプレーで固める

地毛のスタイリングでもおなじみのワックスは、ウィッグのセットにもよく使われます。髪の流れを作ったり、セットしやすくしたりするために使用しますが、ワックスだけではキープ力が弱いこともあります。ただし、ワックスをたくさんつけると重たくなり、セットしたウィッグがペタンコになる可能性もあります。

そのため、ワックスでウィッグをセットする場合は、できるだけ薄くつけてからスプレーで固めることをおすすめします。また、ウィッグ専用のハードワックスやジェルなども活用できます。

【2】ハードスプレーで固める

ワックスを使わずに、ハードスプレーだけで仕上げる方法もあります。この場合は、部分ごとに「セット→スプレー→ドライヤー」を繰り返してスタイリングします。

ドライヤーを使用することで熱で形をキープさせます。ウィッグの毛先にハネを作りたい場合は、指で形を作りながらドライヤーを当てましょう。耐熱性のウィッグであれば、ドライヤーやヘアアイロンの使用も可能です。ドライヤーやヘアアイロンを使用した後は、冷風で冷ましてキープ力をアップさせてください。

仕上げにウィッグ全体にハードスプレーを吹きかければ完成です。

【3】ゼラチンで固める

 

ウィッグの固め方5選!なりたいキャラの髪型を思うがままに

次に、スタイリング剤を使用せずにウィッグならではの固め方をご紹介します。使用するアイテムは食用のゼラチンです。ゼラチンは、コスプレイヤーの間でよく知られており、キープ力が高い特長があります。特に毛束を美しく作りたい場合に便利です。

使い方は、まず熱いお湯にゼラチンを溶かし、トロトロのジェル状にします。お湯に溶かした直後は非常に熱いので、少し冷ましてから使用しましょう。

ウィッグをセットしたい形に整えてヘアクリップなどで留めたら、ヘアジェルを塗るイメージでゼラチンを塗ってください。ゼラチンはウィッグに塗っている最中から乾いて固まってきますので、素早くセットすることがポイントです。

【4】ボンドで固める

 

ウィッグの固め方5選!なりたいキャラの髪型を思うがままに

ここでいうボンドとは「木工用ボンド」のことです。ボンドを水で薄め、先ほどご紹介したゼラチンを使用した方法と同じように、髪になじませて形を作ります。

キープ力をさらに高めたい場合は、最後の仕上げにハードスプレーを吹きかけておくと安心でしょう。

ボンドを使用した場合、ウィッグを洗っても元のキレイな状態に戻りにくいという難点がありますが、ゼラチンよりも固まるのが遅いため、作業が手早く苦手な方に向いています。

【5】のりで固める

ボンドよりも穏やかなセット力で、気軽に使えるのが水のりです。透明なのりで、先端にスポンジがついているものを用意しましょう。

のりは薄くせずに、セットしたウィッグにそのまま塗っていきます。ゼラチンやボンドほどのキープ力はありませんが、ハードスプレーと併用すれば心配ありません。

おわりに

ウィッグは地毛とは異なり、ゼラチンやのり、ボンドなどのアイテムでも固めることができます。地毛ではできないセットやアレンジも、ウィッグなら実現できるかもしれません♪ ハードスプレー、ドライヤーやアイロン(耐熱ウィッグの場合)をうまく併用して、ヘアセットのキープ力をアップさせましょう。

ちなみに、ウィッグを固める場合は、いきなりボンドやゼラチンをウィッグに塗布するのではなく、可能であれば使わなくなったウィッグや、カットに失敗したウィッグなどで試すことをおすすめします。

素敵なウィッグセットを作って、コスプレを存分に楽しんでくださいね!