ウィッグのひどい絡まりを直したい!きれいに直す方法3ステップ

ウィッグのひどい絡まりを直す方法3ステップ

ウィッグを何度も使用すると、毛の絡まりが生じることがあります。ウィッグを購入した直後は髪質がサラサラだったのに、時間が経つとボサボサになってしまうことがあります。そこで、今回はウィッグのひどい絡まりを解消し、きれいに元の状態に戻す方法をご紹介します。ウィッグの絡まりの程度に応じて異なる対処法がありますので、以下のステップを参考にしてください。

【ステップ1】コームでウィッグの絡まりをとかす

 

ウィッグのひどい絡まりを直したい!きれいに直す方法3ステップ

ウィッグの絡まりを解消するためには、コーミング(クシでとかすこと)が効果的です。ウィッグの一部分が絡んでいる場合や絡まりがそれほどひどくない場合には、この方法がおすすめです。

ウィッグの絡まりを解消するためには、目の粗いコームを使用しましょう。目の細かいブラシを使うと通りが悪くなり、絡まりがますますひどくなる可能性があります。また、一度に根元からコームを通すのではなく、毛先から徐々にとかしていくことが重要です。毛先の絡まりを解消した後、少しずつ根元に向かって進めることで、絡まりを防ぎながら全体をとかすことができます。もし絡まった部分があれば、無理に引っ張らずに指先で丁寧にほぐしましょう。

【ステップ2】オイルスプレーでコーミングしやすくする

ウィッグにひどい絡まりがある場合、【ステップ1】だけでは時間がかかったり解消しきれなかったりすることがあります。そこで、オイルスプレーやシリコンスプレーを使用する方法がおすすめです。これらのスプレーにはオイル成分が含まれており、コームの通りをスムーズにしてくれる効果があります。ただし、ウィッグに使用する場合はウィッグ専用のものを選ぶことが重要です。一般的な髪用のスプレーを使用 するとオイルのベタつきが強くなる可能性があるため注意が必要です。

【ステップ3】ウィッグに柔軟剤ケアを行う

 

ウィッグのひどい絡まりを直したい!きれいに直す方法3ステップ

ウィッグは多くの場合、衣類と同様に合成繊維で作られています。そのため、静電気が発生しやすく、絡まりの原因となることがあります。そこで、静電気を抑えるために柔軟剤を使用する方法が効果的です。柔軟剤を使用するとウィッグの表面がコーティングされ、静電気を抑えることができます。また、柔軟剤を使用する方法は非常に簡単です。水と柔軟剤を混ぜた液体にウィッグを浸し、1〜2時間放置します。その後、軽くすすいでしっかりと乾かします。柔軟剤を選ぶ際には成分表示を確認し、「繊維潤滑剤」が含まれているものを選ぶようにしましょう。繊維潤滑剤が含まれた柔軟剤はウィッグの指通りを良くし、よりサラサラの状態を保つ効果が期待できます。

番外編!ブラッシングでウィッグの絡まりを予防しよう

ウィッグの絡まりを解消するための上記の3つの方法を実行すると、ウィッグの絡まりを解消することができます。しかし、ウィッグを元の状態に戻す作業には手間と時間がかかります。そこで、絡まりを事前に予防するために、定期的なブラッシングが重要です。

ウィッグのお手入れの基本とされるブラッシングは、ウィッグを装着する前後に行いましょう。ウィッグ専用のコームやブラシを使用し、毛先から根元に向かって少しずつとかしてください。このような定期的なブラッシングによって、絡まりを軽減する効果が期待できます。

まとめ

今回は、ウィッグの絡まりを解消する方法や絡まりを予防し、ウィッグをサラサラな状態に保つ方法を ご紹介しました。ウィッグの毛が絡んでしまった場合は、焦らず根気よく解消することと、定期的なブラッシングを行って絡まりを予防することが重要です。大切なウィッグを長くきれいな状態で愛用するためには、日常的な丁寧なケアが必要です。